ミッシュブロート

何日かまえに使って、余っていた小麦全粒粉のタネがすっぱくなっていたので、
すっぱくなればいいなーってことで、ライ麦パンにしました。


配合はライ麦と小麦の半々やったけど、
タネの分、小麦が多くなるのでヴァイツェン・ミッシュブロートになるのかな。

2016.02.04-1.jpg



んー、すっぱくない。
この状態のタネでカンパーニュとか白生地焼くと、確実にすっぱくなるのに、
ライ麦だと酸味が出にくい。
タネが小麦だからか?
ライ麦と小麦では、乳酸菌の働きに変化がでるのか?
約1kgちかくある大きさなので、何日か食べて様子をみる。

天板を厚い鉄材に変えてから、
この大きさのパンを焼いても立ち上がるようになりました。
窯入れしてから、そこそこの時間スイッチを切るので、
付属の天板ではダレちゃって、横から割れたり頻発。
下火、だいじなのねー。

2016.02.04-2.jpg




さいきん、パンを買って頂く機会があるのですが、
同時に、こういった副材料の限りなく少ないパンの、
リベイクの重要性が伝わらないもどかしさを感じるときが多いです。

自分がレンジを使わない生活なので、なおさらなのかもしれないのですが、
パンのリベイク(ん?ベイクちゃうな)に、
レンチンを使う人が多いのをはじめて知り、おどろきました。
リーンなパンは水分の抜けも早く、冷えたまま食べるとパサつきに加え、
酸味も感じやすく、対して甘みは感じにくくなり、一般的に嫌悪される要素が立ちやすいです。

しかし実際大きく焼いたものを1週間なりかけて食べると、
日にちがたったパンのおいしさがあり、それはリベイクの仕方で大きく変化します。
ライ麦パンやカンパーニュを「固いパン」「酸っぱいパン」と、
表現される方が多いことも知りました。
そのたびになんだかやるせなくなり、なるべく手間のかからない、
かつおいしいリベイクの方法をお伝えしますが、10秒であたたまるレンチンを出されると、
手間の面ではグウの音もでまへん・・・。
むしろグゥ・・・って唸ってしまうわ・・・。



味覚は千差万別で、ものごとの優先順位もひとそれぞれです。
ですが、わかっていても、食べるものにおいて、おいしくたべることの優先度が低く、
かつ、そのせいで「マズい」と判断されている食材の多さを省みるに、
なんともものがなしく、先の暗い未来を感じざるおえません。
たべものを作る人は、きっと多くの人が「おいしく食べてもらえるように」と作ってる。

副材料をふんだんに使い、かつ成形や加工に手間がかかるものを、
安く、大量に、朝から夕方まで購入できることを求めて、
いまの多くの、眠らない儲からないパン屋さんが存在しています。 
輸入材料の値上がり(使用材がほとんど輸入だもの)や、消費税増税のたびに、
10円20円の値上げを悩み、批判されるパン屋さんたちです。
あんぱん1個90円とか100円とか、アリエナイヨネー。



ちなみに、
さいきんはもっぱらフライパンリベイクです。
霧吹きして、あたためたフライパンで蓋をして焼きます。
焼き網もありますが、ここんとこ、こっちのが好きです。
目が詰まって焼けちゃったパンが、
さらにパッサパサになったら、厚切りを蒸すのがいいかんじです。
1〜2分、サッと蒸すと新食感。
たべものは、できるだけおいしくたべたい。
posted by yoku-come at 04:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ぱん(自家製) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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